isatoの活動日記

管理人isatoが毎日の生活で気になったこと、勉強になったことを書いています。

ペル方程式

x2-dy2=1 という形で書ける方程式をペル方程式と呼びます。

(x,y) = (1,0)は自明な解となっていますが,ペル方程式には非自明な解が存在することが保証されています。

この方程式の一つの解{\displaystyle (x_0,y_0)}を見つけたとしましょう。 ここで,

{\displaystyle x_0+y_0\sqrt{d}}

という数を考えます。

この数を2乗してみます。

{\displaystyle
{(x_0+y_0 \sqrt{d})}^2 = {x_0}^2+{y_0}^2d+2 x_0 y_0\sqrt{d}
}

ここで得られる,{({x_0}^2+{y_0}^2d, 2 x_0 y_0)} もペル方程式の解になるらしいです。

代入して調べてみると確かにそうなっています。

つまり,一つの解が分かれば連鎖的に他の解も求まるということ。

とても面白い。